〈バンクーバー留学〉ホームステイ3ヶ月実体験と距離感

留学

留学と聞くとホームステイを頭に思い浮かべる人が多いのではないのでしょうか。
今回は私がカナダに来る前にずっと不安でいっぱいだったホームステイについて書いていきます。


私は実際に3ヶ月の間フィリピン系のホストファミリーの家にお世話になりました。
実際の1日の食事とハウスルール、家族との距離感について紹介します。

ホームステイの決まり方

私のホームステイ先は、エージェントを通して申し込んだのでエージェントが提携している家から決まるという形でした。

決定する前にはエージェントから下記についての質問を受けました。

  • 子どもがいる家庭・いない家庭のどちらを希望するか
  • タバコを吸うか
  • アレルギーがあるか
  • 自分自身の性格
  • 自分自身の趣味
  • その他の希望

100%希望が通るわけではないですができるだけ詳細を書きました。
この時は何を書いていいのかわからなかったのでとりあえず自由なところがいいということだけ伝えました。

伝えたほうが良いこと

私は運よく学校までの距離もそこまで遠くなかったのでよかったのですが、
学校の友達は片道1時間〜1時間30分ほどかけて学校に通っている子もいました。
距離が遠くなればその分電車の料金も変わるのでお金と時間がかかってしまいます。
帰る時間も考えなければならないし、行動に制限がかかってしまっている友達を多く見かけました。

なので、学校からの距離を伝えたほうがいいです。
100%希望が通るのかはわかりませんが言わない限りは近くになる可能性も無くなります。


ハウスルール

  • お風呂を使った後は5分間換気扇を回すこと
  • 帰りが遅くなる時は連絡すること
  • ご飯がいらないときは伝えること
  • 洗濯は9時〜9時までに回すこと
  • 食べたお皿はシンクに置いておく事
  • ゴミを分別すること(残飯とその他のゴミ)

と一般的な最低限のルールでした。
私のホームステイ先はとても自由でルールというルールはほとんどありませんでした。

私の友だちの話では、シャワーの時間が決まっている、洗濯の回数が週に1回、門限が決まっている等多くのルールがあり家庭によって様々でした。

食事

朝食

キッチンの一角に食パン、ベーグル、クロワッサンが置かれており、ここから好きなもの好きな分だけ食べていいという形です。トースターも自由に使えます。ジャム、チーズ、クリームチーズ、ピーナッツパターなどパンにつけるものは冷蔵庫や棚から自由に好きなものを使ってよかったです。
もしパンが嫌だったらお米があるからそれも食べていいよと言われていました。
飲み物はコーヒーかチョコレートを自由に選べました。

昼食

学校がある日はサンドイッチとフルーツ(バナナ、りんご、ぶどう、いちご 日によって変わる)と500mlのペットボトルを用意してくれていて、朝ご飯を食べるときにおばあちゃんが渡してくれます。
サンドイッチの中身は毎日少しずつ変えてくれていて、チーズ、レタスは同じでハム、ビーフ、ポークの中から1つです。

学校がある日の昼食です。

学校がない日は、その日の前の日の夜ご飯の残りか、野菜入りスクランブルエッグ、餃子、ウインナースパムなどにお米です。休日のお昼なのでシンプルなものが多かったです。

夕食

フィリピンの家庭だったので味つけは日本に少し似ていてそこに生姜が常に入っている料理が多いです。チキンと野菜とを煮込んだもの、スープ、野菜炒め、お米が定番でした。牛肉や豚肉を煮込んだものも時々出ました。野菜もしっかり出てきて健康的な食生活を過ごすことができました。時々パスタの日もありました。

ある日の夕食です。

私のホームステイ先では食事に決まったルールがなく、お腹が空いたらキッチンにおいで〜という感じでした。
なので、イメージしていたホストファミリーと家族団欒でご飯を食べるというイメージとは異なっていたので少し残念でしたが、帰りが遅くなった時や、お腹が空いたら早い時間でも自分の好きなタイミングでご飯を食べられるのはとてもよかったです。

また、ご飯は自分の分をとって置いていてくれるのですが、足りなかったら好きな分だけ好きな量をおかわりしてねという感じで好きに食べてという感じでした。

食事に関しても家庭によって全然違い、毎日パスタしか出ない家庭や野菜が全く出ないという家庭もあると聞きました。
野菜といったらブロッコリーだけ出てくるという話も聞いたことがあります。

その他

飲み物はコーヒー、チョコレート、水、紅茶がキッチンにあるのでいつでも飲んでよかったです。

距離感

私のお世話になったホストファミリーはホストマザー、ホストファザー、その娘夫婦、娘夫婦の小学生の子ども2人でした。また、私と日本人1人と生活をしていました。

ホストファミリーは2階に住んでいて、私たちは1階に部屋があったのでご飯の時に顔を合わせることが多かったです。誰かしらリビングやキッチンにいたので会ったら声をかけてくれて、何かあったらいつでもなんでも聞いてねと気遣いの言葉をかけてくれました。

また、何年もホームステイをしているところだったので距離感がとてもうまく、自由にしてねが口癖でした。しかし、何か心配事や困ったことがあって質問すると親身になって話を聞いてくれたり、対処方法を教えてくれたりと居心地がとてもよかったです。

私は全く英語を話せなく、リスニングも全くできない状況だったにも関わらずたくさん話をしてくれました。ご飯の時は嫌いなものやアレルギーはないか、ちゃんと足りているのかを聞いてくれました。何かあったら恥ずかしがらずになんでもいってねといってくれました。

帰る時間もあまり気にせず、ルールに縛られず自由に快適に過ごすことができました。

まとめ

友達の話を聞くと本当に色々な家庭があるなと思いました。
留学生と家族は完全に別れていて、話す機会はほとんどない家もあれば、ビジネスでやっているためルールがあったり、とても温厚な家庭でよくしてもらった、ご飯がとても美味しくて居心地も良くてずっといたいと思う家庭もあり本当に様々だなと思いました。

友達のホームステイの話を聞くと違うホームステイ先を羨ましがっていたのですが結局のところ自分に合うことが一番ベストだなと思います。

私自身の実体験ではありますが参考になれば嬉しいです。

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