カナダ バンクーバー留学のメリット・デメリット – 最適な選択を考える

こんにちは、留学に興味をお持ちの皆さん。

留学先をどの国にしようか迷われている方もいるでしょう。今回は、カナダの美しい都市、留学先に人気なバンクーバーでの留学について考えてみましょう。

バンクーバーは英語環境、多様な文化、美しい自然環境など、数々の魅力がある一方で、生活費の高さや気候の変動など、デメリットも検討する必要があります。

メリット

英語環境

バンクーバーは英語が主要な言語であり、その中での生活や学習を英語環境での留学を通じて英語スキルが向上する素晴らしい機会があります。

英語の発音は他の国に比べ癖が少なく綺麗な英語が学べます。

その一方で、バンクーバーは多文化都市であり、異なる国からの人々が集まっています。そのため、様々なアクセントや表現を耳にすることができ、国際的な英語に触れることもできます。

いろんなアクセントを持つ人たちの英語を聞くことでリスニング力も上がります。それだけでなく、自分自身も周りに気にすることなく話すことができます。

文化の多様性

多文化な都市であるバンクーバーでは、異なる国や文化からの学生・移民が集まり、異なる視点を得ることができます。

この多様性は、様々な文化祭やイベント、料理を通じて祝われています。

異なる文化を学び、視野を広げる絶好の機会を提供しています。カナダの多文化主義への取り組みは、移民や国際学生にとって魅力的な目的地となっています。

バックグラウンドが異なる人が多いため、人の目を気にすることがほとんどなく、1人1人が外でも中でも好きなことをして生きているというイメージでした。10人10色という言葉がとてもしっくりくる年だと思います。夢や目標を話すとほとんどの人が応援をしてくれて、協力してくれるとても素晴らしい人たちが多いです。

美しい自然環境

山や海が近くにあり、美しい自然環境でアウトドア活動や景観鑑賞が楽しめます。

夏になるとほとんどの人が毎日近くの海に行ったり、休日はハイキング・キャンプを楽しんでいる人が多いです。また、冬にはスケボーやスキーが楽しめ、アウトドア派の人にはもってこいの場所です。

バンクーバーから少し離れますが、有名な山や湖が数えきれないほどあり、自然が綺麗な場所が多いです。

ダウンタウンに行けば都会を楽しめ、その他の都市に行けば、自然と田舎を感じられます。

アメリカに近い

私的に一番大きいメリットはアメリカに近いことです。

中でもシアトルはバンクーバーからバスで3時間で、片道30ドル程度(時期やバス会社による)で行くことができます。

また、ロサンゼルスやラスベガス、その他の有名な都市にも安く行くことができます。

バンクーバーの冬は雨や曇りが多いので、気候の良い都市に行ってリフレッシュすることもできますし、メジャーリーグへの観戦も行くことができます。

高い生活水準

バンクーバーは高い生活水準が維持されており、安全で清潔な環境で過ごせます。

優れた医療、教育、社会福祉制度を誇っています。カナダ人は良質な教育や医療施設にアクセスし、高い生活品質を享受しています。この国はまた、家族を育てるには安全で安心な環境を提供しており、魅力的な場所です。強い経済と仕事の機会も、カナダにおける高い生活水準に貢献しています。さらに、カナダでは多くの国際学生が留学しており、異文化交流の機会も豊富です。留学生は多様なバックグラウンドを持つ友人やクラスメートと交流し、国際的な視野を広げることができます。

教育機関の充実

バンクーバーには優れた大学や語学学校があり、高品質な教育を受けることができます。

カナダは教育機関の充実度も高く、世界的に有名な大学やカレッジが多数存在します。カナダの教育システムは高い水準を保ちつつ、学生に対して柔軟な学習環境を提供しています。

留学生は優れた教育を受けるだけでなく、国際的な教育システムに触れることで自己成長やキャリアの可能性を広げることができます。さらに、カナダの教育機関は留学生をサポートするためのプログラムや施設も充実しており、安心して学びを進めることができます。

デメリット

高い生活費

一番のデメリットと言っても良いほどバンクーバーの物価は高いです。

特に高いとされているのが「家と外食」です。実際私が留学していた時もこの二つに悩まされてました。特に「家」は年々上昇傾向にあり、シェアハウスで月に800カナダドル、(日本円で約85000円)で入居できると安い方だと言われていました。場所によりますが、ダウンタウンに近い場所だと月に1000カナダドル(日本円で約105000円程)からが一般的だと言われています。郊外に行けば行くほど家賃は抑えられます。日本だとこの値段を出すと一人で住むことができますね。

また、「外食」も高く、ランチで20カナダドル以上(2100円程)、ディナー40カナダドル以上(4300円程)が一般的でした。お酒は日本のような飲み放題システムは存在していないので、1杯5ドルのところもあれば10ドルを超えるところもあり飲め飲むほど高くなります。

カナダはチップの文化があるので合計に5〜15%のチップを払うと、、、と考えるととても高いですね。

ですが、公共交通機関は月1万円ほどで、バンクーバー市内が乗り放題(バスと電車)なので日本よりもお得だと思います。

また、スーパーで買って、自炊を行う場合、また日用生活品は日本とそこまで変わりません。なので、外食を控え自炊中心の生活を送ると費用は抑えられます。

気候の違い

バンクーバーはカナダの中でも比較的温暖気候で、夏は湿気がなくカラッとした気候でとても過ごしやすいです。冬季は他のカナダの都市に比べて温かく、気温が0度を下回ることは滅多にありません。

しかし、10月〜6月にかけてとにかく雨と曇りが多く、太陽をみられる日が月に数えられる程度しかないです。気分が憂鬱になりやすく、鬱気味になる人も少なからずいます。また、この時期は仕事の求人が極端に減り、仕事を見つけることが困難になり、不安と焦りもプラスされどんどんと落ち込みました。

しかし、カナダの冬は美しい雪景色やウィンタースポーツの楽しみもあり、異国の冬を楽しむこともできます。

ダウンタウンの治安があまり良くない

日本と比べるとどこの国に対しても治安の悪さは多少は感じますが、バンクーバーのダウンタウンもそのうちの一つです。

ダウンタウンに足を踏み入れると、時折大麻の匂いが漂います。同時に、多くのホームレスの方々が街中に姿を現し、時には声をかけられることもあります。これは日本の治安とは比較にならないほど異なる状況です。また、公共交通機関も清潔さに欠けることがあり、街全体にその影響が及んでいます。

特に注目すべきは、ヘイスティングストリートと呼ばれるエリアです。ここでは多くの薬物中毒者やホームレスが、道端にテントを張り、生活しています。このエリアは昼夜問わず危険が潜んでおり、近づかない方が賢明です。その光景は、バンクーバーのダウンタウンが抱える社会問題の一端を垣間見るものとなっています。

しかし、危険な区域を知って、その地域に行かないようにすれば特に大きな問題に出くわすことはなく、美しい景観や観光地で楽しむことができます。

終わりに

バンクーバーでの留学は、その魅力的な要素と同時に考慮すべきデメリットも存在します。

しかし、計画的に行動し、留学前にこれらのポイントを把握することで、充実した留学生活を過ごすことができるでしょう。興味深い経験と成長が待っています。

皆さんの留学生活が充実したものになりますように。

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